皆さん７月七夕の季節になりましたね。そして夏休みももうすぐはじまりますね。
また短冊におねがいごとを書いてください。４月からの新しい生徒さんもレッスンに慣れてこられたかと思います。
さて、先日のレッスンでのことです。
本には太った王様の絵が載っている「王様の行進」という曲です。
私がもう少し堂々と（どうどうと）弾いてみようねと言ったのです、すぐにドードーと？私がえっ！と言うとまたドードーと弾いてくれ、不思議そうな顔で私を見つめるのです。
あっ！そうか！と気づきました。堂々って何？と聞いてくれたのできちんと説明（その教本には太った王様の絵が描かれている）したのですが、思わず私の説明不足と生徒さんのかわいらしい反応に思わず笑みがこぼれました。かわいらしさで注意してくれてありがとう！子供の目の高さでレッスンしていくことの大切さを忘れずに頑張ります。また、先日フェスティバルホール、山田和樹指揮（３０代の若手ナンバーワン）バーミンガム市交響楽団の演奏会でのことです、ラフマニノフピアノコンチェルト第３番難曲中の難曲を３０代の河村尚子さんが熱演、終わった後、二人とも感極まり指揮者と抱き合うという感動的なシーンあり、聴衆はスタンディングオーベーション、またいつも指揮者が各演奏家を指さし讃え、皆が大きな拍手をおくる素敵な場面があるのですが、ティンパニ奏者を讃えたとき、「実は彼明日お誕生日なのです。」と言ったのです。みんなもっと大きな拍手をおくりました。会場は本当に温かい空気に満ち溢れ、素敵なコンサートの余韻を楽しみながら中之島の川べりを散歩しながら帰ってきました。

みなさんこんにちは。先月お誕生日のシューマンは、ドイツ語音名による言葉遊びが好きでしたね。曲の中に言葉遊びをしのばせているのは、シューマンだけではなく、バッハも「フーガの技法」の中で、自分の名前B-A-C-H（シ♭ラドシ）を・・・そしてなんと5月お誕生日のブラームスも、わかれてしまったアガーテという女性との思い出をこめて「弦楽6重奏曲第2番」に、アガーテA-G-A-(T)-H-E（ラソラシミ）をしのばせています。ブラームスはほかにも、ソナタや交響曲に、友人ヨアヒムのモットー、自由に・しかし孤独に、の意味のドイツ語Frei aber einsam の頭文字F-A-E（ファラミ）と、それに対になるブラームスのモットーの、自由に・しかし愉快にFrei aber froh F-As-F(ファラ♭ファ)をしのばせています。この2つのモットーはかなりお気に入りだったようで、晩年は「私は孤独だが、自由だ（だから楽しくいこう）」とよく口にしていたそうです。これってすごいけど、ノリはKSK（けっこんしてください）って言ったDAIGOさんのDAI語みたいですよね。こんな風に音名メッセージを、色々考えたらおもしろいですね。私もみなさんにむけて、たくさん募金できる音名メッセージかんがえました。祭り風に、レーシーシーシ（れんしゅうしましょう）ソレソレソレ、とか、どうですか？え、全然ダメ・・・・。