今年の5月は暑い日が多かったですね。北海道の佐呂間町では39.5度を記録し、5月の全国の最高気温を更新して真夏日のような暑さだったそうです。
6月は梅雨の季節、雨で暑さが少しでも和らげばいいですね。
ところで皆さん、雨は好きですか?
好き!と答える人は少ないのではないでしょうか?
ジメジメとして、雲も重たく暗い印象の雨の日。憂鬱だなあと感じる人もいると思います。
そんな嫌なイメージを持つ雨ですが、実は良いこともあるのですよ!
まずは「マイナスイオン」です。
雨により空気中に発生する「マイナスイオン」にはリラックス効果があります。
それから「雨の音」です。ポツポツ、シトシト、ザーザー、色々な音が聞こえてきませんか?この音に心地よさを感じたことはありませんか?
雨の音は、『α波(アルファ波)』と呼ばれる脳波と周波数が重なり、体や心がリラックスできるとともに、ストレスを抑えて「安らぎ」を与える効果があるそうです。
『α波』は他にも脳を活性化させたり、病気を予防する効果もあるのではと研究が進んでいます。
『α波』はクラシック音楽を聴いている時にも出やすいのですよ!特にモーツァルトの作品はα波が出やすい音楽と言われています。
演奏会で「眠たい…」と思うのはα波が出て、ヒーリング(癒し)効果があるからなのですね!
このように、実は雨は人に優しいのです。
皆さんも一度、雨の日に窓をあけて雨の音をよく聴いてみてください。きっと心も体も癒してくれるはずです。
そして、気分が落ち込みがちな梅雨の季節にはステキな傘やレインブーツなど、お気に入りのレイングッズで楽しんでみてくださいね!
今月のクイズ
○に入る言葉を答えてね!
ジャスミン先生のまとめ
作曲家の歴史や生きた時代の文化を学ぶことは、世界の歴史を知ることです。
「宮村音楽教室パスポート」をつかって、「音楽を学ぶ」そして「音楽○学ぶ」、たくさんの「知」をたくわえましょう。
もっともっといろいろなおんぷをおぼえて、たくさんのきょくがひけるようにがんばろうね!
ピアノフェスタから2か月が過ぎ6月に入りました。
「音楽を学ぶ」「音楽で学ぶ」と言うことをお話ししたと思います。そしてそのあと先生方との話し合いから「宮村音楽教室パスポート」が生まれました。それを持って世界中を回りましょう、色々な学びが出来ると思います。
まずは私たちが住んでいる日本です、
「古今和歌集」からの歌詞と、「雅楽」から出来ている穏やかで雅な旋律の日本国歌から始めましょう、4、7(ヨナヌキ)音階で出来ていること学んだと思いますが、皆さんの知っている童謡など多くの曲がこの音階で出来ています、(夕焼け小焼け、トンボのめがねなどなど)ちょっと考えてみると面白いですよ。
ちなみに「上を向いて歩こう」もそうなんです!!
そして世界一周の旅へいこう!!
さて去年の5月にはチャイコフスキーを勉強しましたが覚えていますか?
序曲「1812年」の作品中での大砲にはみなさん驚かれたかと思いますが、(これは1812年のナポレオンのロシア遠征を題材にしています、ナポレオン率いるフランス軍の侵攻をロシアが撃退するストーリーの曲、)日本人が大好きな曲の一つだそうです。先月5月26日のファミリーコンサートで演奏されましたね、聴きに行けた人は、大砲の音、聞こえましたか?またその中でフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」も出てきましたよ。かっこいい曲ですよね。
チャイコフスキーのロシアはもちろんですが、ぜひフランスにも行ってみてください、(歌詞は怖くて、恐ろしいのですが)色々なことが学べると思います。
ピアノを練習すること、弾くことはとても大事ですが、それと同じように作曲家の歴史や生きた時代の文化を学ぶことはこれからの時代をグローバルに生きていく皆さんにとって必要なことだと思います。
まずは「知」知ることが大切です。そして面白く、深く、貴重な学びにしていってください。
パスポートに出国のハンコを押してもらいましたか、ボーディングパスを持ち搭乗ゲートへ、いざ出発!!