運動会も終わりましたか？まだ台風も来そうです、気を付けてくださいね。
さて、ラグビーワールドカップが始まりましたね。日本代表に外国人トンガの方、主将もニュージーランドのリーチ・マイケルさん、いったいどうなっているのかと不思議に思いながらTVを見ていたのですが、複雑なルール、外国人の登用規定など、少しだけ分かってきました。きっと生徒さんのほうが詳しい方もおられるかと思います。ラグビー熱が起きている最中、ある生徒さんが今日は私トンガにいくわ、とパスポートに書きはじめました。南太平洋の小さな島国（面積は奄美大島とほぼ同じ、人口は宝塚市の約半分の１０万人）です、その日の朝の新聞でなるほど！と分かったことがあります。
島国トンガに日本大好きなツポウ４世という王様がおられ、そろばん教育を自国に広めたいと1980年から留学生を送り出したのです。言葉や食文化も違う中、小学生にまじってパチパチと頑張り、みごと４級合格、しかしラグビートンガ代表の実績を持つ彼は日本の大学に入りラグビーの練習が忙しくなり、そろばんは・・・・。そして就職した会社でも代表をつとめ、1987年の第1回ワールドカップでは日本代表に選ばれたそうです。「トンガ人の僕が日本を代表する責任は重かったですね。」と、初戦でなんと2本のトライを決めたのです、在日39年「そろばん教師として帰国することを国王は期待していたはず、でも日本に残ったことに満足しています」と、仕事の合間に母国トンガからやってくる後輩たちの面倒を見ているそうです。このW杯に5人が日本代表に入っているのです。もしもツポウ国王がそろばん好きでなかったら、私達が見ているラグビー熱はなかったかもしれないです。ということが載っていました。また、主将のリーチ・マイケルさんも15歳の時ラグビー留学で日本に来て、その間に母国ニュージーランドの実家が全焼したそうです、その時に監督はじめ皆がお金を集めてくれたことにとても感謝をしていて、母国に代表としてオファーがあったにもかかわらず、あの時の恩返しがしたいと日本に残ってくれたそうです、嬉しいですね。もちろん彼も今は日本人なのです、君が代を歌う姿には感動すら覚えます。そんな経緯を踏まえて見るのも感慨深いですよ。私にはまだまだ分からないことばかりのラグビーですが、８０分の激闘、15人のチームプレイなくしては成立しないスポーツマン精神にのったかっこいいスポーツです。なんと世界第２位のアイルランドにも勝ったのです、「もうこれは奇跡とは言わせない」アナウンサーの言葉が残っています。
日本での開催、この時こそ見ておきたいですね。

元号が平成から令和に変わり、はやくも5ヶ月が経ちました。みなさん実感はありますか？私はみんなのテキストが終わった時に「令和元年」と日付を書けることがいつも嬉しくなります。
令和に変わった5月、元皇太子さまが新天皇陛下に即位された日が5月1日で、今年だけ祝日になりました。そのためゴールデンウィークが10連休になりましたよね！みなさん、たくさん遊びに行けましたか？
そして今月も10月22日には「即位礼正殿の儀」が行われるため祝日になります。
「即位礼正殿の儀」というのは、皇太子さまの即位を国内外に示す儀式のことです。
国内はもちろん、国外からも国家元首(外国に対する代表権を持つ存在『大統領・国家主席』など)や、首脳(組織内での最高権力者)が参列されます。とても重大で盛大な儀式で、「即位の礼」の中のメイン儀式となります。
では「即位の礼」とは何なのか。日本の天皇が、崩御・譲位した後、皇太子・皇位継承者に天皇の位を譲ったことを国内外に示す一連の行事です。
そして「即位の礼」は一年をかけて執り行われる最高の皇室儀礼です。
よって今年だけの祝日は5月1日、そして10月22日です。「今年だけの祝日」というのはとても特別なのです。なかなかみることのできない儀式なので、皆さんもテレビなどで見てみてくださいね！