今回はレッスン中にずっと気になっていた『カリヨン』という楽器についてお話したいと思います。
この譜面は “ル・クーペ ピアノのアルファベット” という楽譜にでてくるものです。赤い丸の付いている「Carillon(仏:キャリョン)」、これは「Chimes(英:チャイム)」と同じく『鐘の音』を表します。生徒さんたちとレッスンをしながら、「どんな鐘なんだろう」と想像していました。この夏休み、九州への帰省も兼ねて長崎のハウステンボスに行くことができ、なんとハウステンボス内に日本に3台しかない正式なカリヨンのうち1つを実際に見て、その音色を聴くことができました!
まずは『カリヨン』とはどんな鐘なのかということですが、カリヨンは中世フランドル地方(現在のベルギー・オランダを中心とする地方)の繁栄を背景に15世紀頃から登場しました。教会の鐘や鐘楼に設置された複数の鐘を鍵盤とペダルで演奏します。塔や建物ごとが楽器で、手や足、体全体を使って演奏するのです!
この映像は練習用の鍵盤を触らせてもらったときのものです♪
3台のうち1つはハウステンボス、残りは滋賀県に1台、そして兵庫県JR伊丹駅の西側改札の周辺にあります!9月21日(水)14時から『国際平和デー カリヨン演奏』があるそうです♫
実際にどんな音がするんだろう、とワクワクしながら待っていると、とても荘厳な鐘の音がお部屋の中を響かせました。建物の中だけでなく、外にまで響く鐘の音にすごく心惹かれました。
あら野の果てに、エンターテイナー、威風堂々の3曲の自動演奏を聴いた後、たまたまお誕生日が近かった旦那さんのためにハッピーバースデーの演奏まで聴かせてもらうことができました!
カリヨンは特別な演奏家資格を持つ人以外はプロとして活動することができず、世界に1000人ほどしか演奏者がいないそうです。こんなにも素晴らしく、伝統的な楽器を今後も残していってほしいと心から願います。
今月のクイズ
①日本にある正式なカリヨンは何台でしょうか?
②レッスンの時にクランチクッキーをほんの少しずつ召し上がれ♪その後に感想を教えてください!
ピアノも譜読みがしっかりできていますね。
とても心配ですが、元気でピアノも時間がなーいと言いながら「熱情」の3楽章を頑張っています。
3回目のコロナ禍の夏休みでしたが元気に楽しく過ごせましたか?
今回は いきなりクイズです!!
先生方は美味しい!とクランチクッキーを食べています、
ちょっとですがみんなにも食べてもらいますね。
ひとくちたべたら、わたしがスッとかわるかも。
ふたくちたべたら、みんながチョットかわるかも。
みくちたべたら、 みらいがキットかわるかも。
おいしい未来をたべています!!
さあ、なにでできているでしょうか?
楽しみにレッスンに来てください。先生方の楽しい動画も見てください。