8月のグループレッスン、ミニコンサートはいかがでしたか?思うように弾けましたか?
人前で演奏するのは緊張しますね。心臓がドキドキして、頭が真っ白になってしまうこともあります。緊張のせいでいつもの練習通りに弾けなかった!なんてこともあると思います。できれば緊張はしたくありませんね。
ですが、緊張は悪いことではないのです。
問題は緊張しすぎてしまうことで、適度な緊張は集中力を生み出す理想の状態だと言われています。反対に、一番気をつけなければならないのは、緊張から安心・リラックスへと変わる瞬間です。ある会社で「テストで一番ミスするのはどういう時か」という調査をした結果、「以前にやったことのある問題だ」と思った時と「もう答えが出そうな時の直前の計算や回答」などの油断した時だそうです。
本番前には皆さん誰でも緊張します。しかし、人によって緊張の仕方は違います。そして緊張対策も人により違いますが、一般的に多く使われているのが「イメージトレーニング」です。発表会前にいつもお知らせしていますね!本番の何日も前から、本番のことをイメージしながら練習をします。舞台へ上がる瞬間、イスに座りピアノを弾く直前、そして演奏中。大きな舞台で1人堂々と演奏する姿をイメージしてみてください。それが大切なのです。
ピアノの次の大舞台は来年4月頭の発表会です。嫌な緊張ではなく、素敵な緊張になるよう、たくさんイメージトレーニングをして上手に弾いているビジョンを思い浮かべてくださいね!
今月のクイズ
○の中には何が入るかな?
①宇宙飛行士に必要な資質はチームワーク、○ー○○○ー。
②緊張対策で一般的に多く使われてるのは、○○ー○トレーニング。
ほのかちゃん(中3)
真央ちゃん(小6)
真央ちゃんはコンクールお疲れ様でした!素敵なホールで演奏できたこと、宝物にしてくださいね♪1曲を作り上げるのはとっても大変で根気のいることです、よく頑張りましたね。次は発表会に向けて頑張りましょう!
夏休み楽しく過ごせましたか?夏休み荒牧教室での3回の「有田先生のジャズ講座」ではジャズの和音を学びクラッシックとは一味も二味も違うかっこいい「キラキラ星」が出来ましたね、お気に入りの1曲にして弾き続けて下さいね。インスタグラム(音楽教室のHP)から見れますよ。去年この時期にはリオオリンピックのことを書いたのですが、あれから1年しかたっていないのに世の中が猛スピードで進化し色んな事が矢継ぎばやに起き、何だかずっと前だったような気がするのは私だけでしょうか?最近はAI、テクノロジーが進化し、私たちはこれからどうやって生きていけばいいのかという問題もよく耳にしますね。先日TVで情報社会とどう向き合っていくのか?という討論会での話の一部ですが、AIが人手不足を解決するという話から、人手不足の最たるところは宇宙ステーションだそうで、やることはとても多く、また地上からの遠隔操作でも出来るようですが、それでも人が行く必要はあるのか?という質問に、想定外に対応できるのは人間だけで、対処できるかのように見えるAIはあるのですが、所詮プログラマーが設定をしていることしか出来ないそうです。そういう時代に宇宙飛行士にはどのような資質が必要なのかという質問に、これまでに4度の宇宙飛行ミッションを行った若田光一さんはチームワーク、チームプレーが大切で人間一人AI一人が出来ることは限定的で地上にいる人とコミュニケーションをとっていい所を活かしてチーム全体でいい成果を出す、問題を解決していく能力は人間にしか出来ないと話しておられました。教育というのはネット上のバーチャルの知識だけでなくリアルな仲間と力を合わせて体験していくという、根っこにそういうことがなければならないとも言っておられました。共感性、協調性、想像力が大切なのですね。さて今年も西宮教室では子供たちが力を合わせ老人ホームに歌声と元気を届けるボランティアに参加しました。(フェイスブック掲載)、またグループレッスンでのちょっとした思いやり、ピアノフェスタでのアンサンブル(この動画は高度な技あり!)など、これからも人間の根幹に必要なことを楽しみながら続けていきたいと思いました。ちょっと自慢ですが宮村音楽教室の先生方のチームワークは素晴らしいのですよ。皆の人生を豊かにする真に価値あるものの一つがピアノです。これからも目標をもち一緒に頑張っていきましょう。