先月のグループレッスンでは、チャイコフスキーについてお勉強しましたね!
チャイコフスキーの代表作はたくさんありますが、その中でも3大バレエは知っている生徒さんが多かったですね。
ということで、今回はバレエについてのお話です。
バレエは、どこで生まれたか知っていますか?チャイコフスキーの生まれたロシアが盛んな印象ですが、誕生したのはイタリアです。
イタリア人のカトリーヌ・ド・メディシスが16世紀にフランス王家へ嫁いだことでフランスに広まり発展、その後ロシアにも広まったそうです。
バレエを広めた立役者として有名なのが、太陽王ルイ14世。そのルイ14世が創立したのが、世界最古のバレエ団、パリ・オペラ座バレエです。なんと350年の歴史があります。
ルイ14世が「太陽王」と呼ばれているのは、『夜のバレエ』というバレエ作品で太陽の役を演じたからだそうです。
19世紀になるとバレエはフランスでは衰退。替わって、ロシアで開花したそうです。
お教室の生徒さんでも、バレエを習っている子がいるようですね!
私も、幼稚園から小学校5年生まで習っていました。
3大バレエの中だと、くるみ割り人形のネズミ役、眠れる森の美女の赤ずきん役(知る人ぞ知る!笑)で出演したことがあります。ピアノの発表会とは違う雰囲気で、体いっぱい表現をする楽しさがたまらなく好きでした。
いつか、眠れる森の美女の宝石のバリエーションや、くるみ割り人形のトレパックも踊ってみたいと夢見ていたのですが結局踊れず辞めてしまいました…。
誰か代わりに私の夢を叶えてください!笑
今月のクイズ
① チャイコフスキー作曲、序曲「1812年」の中にでてくるのはどこの国の国歌でしょうか?
ヒント!〇〇〇〇国歌 ラ・マルセイエーズ
② ルイ14世は〇〇王と呼ばれているでしょうか?
ヒント!写真をみてね!「夜のバレエ」で〇〇役をしていますよ!
七海さん(中1)
中学生になっても頑張っていますね、テニスクラブ素敵です。
5月は寒暖の差が大きく風邪ひき、熱中症などの生徒さんもおられましたが、皆さんは大丈夫でしたか?ピアノフェスタから2か月が過ぎましたがチャリティー練習表も少しずつたまってきましたね。みな頑張ってくれていますが、まだ時計も読めない小さな人はタイマーをかけたり、回数を書くのもいいかもしれませんね。高学年の人は、時間の長さも大切ですが、練習を効率化すること、弾き方を効率化することが大切ですね。2014年にアメリカで発表された論文によると練習量が上達に与える影響はわずか20%に過ぎないそうですから、量より質を追求してくださいね。(腕、肘の筋肉は大きいので疲れにくく、うまく使うと指の仕事を軽減できます、また反対に腕がうまく使えないと指が頑張ることになるので前腕が疲れてしまうということが起こるのです。あとは手首や肩などありますが、基本は脱力です、先生と一緒に学んでマスターしてくださいね)、そして皆で寄付をしていきたいですね。5月はチャイコフスキーを学びましたが、序曲「1812年」の作品中での大砲にはみなさん驚かれたかと思います。私はコンサートでは聞いたことがないのですがユーチューブでの自衛隊の吹奏楽団の演奏では聞くことができました。舞台では大砲はバスドラムで代用するそうですよ。また、外でも大音量のために演奏者や聴衆の耳が爆音で聞こえなくなり失敗に終わったこともあったそうです。序曲なので15分くらいの曲です、また、その中にフランス国歌のラ・マルセイエーズが出てくるのです。レッスンで聞いた人もおられるかと思いますがまだの人は聴いてみてください。かっこいいですよ。また、その時日本は何時代?ヨーロッパではどうだったかなど歴史、文化を知ることも面白いですので是非調べてみてくださいね。さて27日のファミリーコンサートではガーシュインのラプソディーインブルーが演奏されました。夫婦漫才の「さゆりさん」がソロを熱演されました。かっこいい作品です、ピアノ曲としても出ていますので我こそはと思う人はチャレンジしてみてください。また夏休みにはジャズにトライしてほしいと今計画中です、おたのしみにね。6月は梅雨の時期ですね、雨が降って天に水が無くなるから水無月(みなづき)とよばれていますが、足元に気を付けてレッスンに来てくださいね。