みなさんこんちには。チャリティ練習表も半分にきましたね。募金もだいぶたまってきました。7月の表には、作曲家フランツ・リストについて調べよう、とかいてありますね。しっかり調べてリストのおしゃべり動画みてみてくださいね。
今月は、リストの曲のペダルについて少しお話しさせていただきます。彼は、作曲家であると同時に大ピアニストですので、特に若いころの作品は、かっこいい!すごい!!!!と思われたい、ということを考えて作曲されています。大ホールで、ダイナミックにピアノを最大限に鳴らすことを、目的としているので、和音はシンプルに、ピアノの音がにごりにくいように作曲されています。ペダルはあまり細かく踏み変えないでよくて、ペダルより打鍵力が大切で、ペダルはダイナミックで華やかな響きを出す補助的な役割です。
それに対して、よく比較される同い年のショパンは、小さなサロンで弾くことが多かったため、ダイナミックさより、繊細で色彩豊かな音楽表現を目指し、ペダルは、音色の明るさや、響きの変化をだす目的でつかわれています。ピアノの音がにごらないように細かく踏み変えるのに加え、ペダルの深さも調節し、音色や明るさを変えます。同時に、打鍵の深さ、強さ、速さも変えて、ピアノの音色を変化させなくてはいけません。ショパンの曲の演奏表現がむずかしいと言われる理由ですね。以前勉強した、ドビュッシーは、わざと踏み変えを少なくして少し音が混ざった状態にする、など、作曲家によってペダリングはかえなくてはいけません。
ペダルのテクニックは、実はとっても奥深いんですよ!
今月のクイズ
① リストは作曲家であると同時に「大◯◯◯◯◯」だった
② リストのペダルは◯◯◯◯◯◯で華やかな響きを出す役割
萌々花ちゃん(小1)
葵ちゃん(小1)
いつもげんきいっぱいのあおいちゃん、テキストもどんどんすすんでいますね!よくがんばれていますよ♪おねえちゃんみたいにいろいろなきょくがひけるようにこれからもいっぱいピアノをひこうね!
6月18日の地震は大丈夫でしたか?
日がたつごとに被害状況が分かってくると、あの日の怖さが身に沁みますね。
当初、怖くて食べられない、眠れない日が続いている生徒さんもおられたようですが。7月に入り少しは落ち着きましたか?この日本に住んでいる限りは備えだけはしっかりとしておきたいですね。生徒さんは23年前の阪神淡路大震災はご存知ない方がほとんどだと思いますが、私は家も、ピアノも倒れて大変でしたよ。今回も住まいが9階なので揺れましたよ、ゆれて食器が飛び出てきました。その時ライン上では宮村先生につながりません!私もつながりません!と先生方が心配してくれていたのです。家具は固定していたので大丈夫でしたが、ピアノも大丈夫でしたが、散乱した割れ物の片付けに追われていたので、先生方には心配をおかけし本当に申し訳なかったと思っていますが、皆さん、生徒さんは元気にレッスンに来てくださりほっとしました。さて7月は七夕ですね、お願い事を書いてくださいね。また楽しい夏休みに入ります、去年も開催したジャズ講座ですが、時間が合わない方もおられたので今年はネット上から見ていただけるように有田先生にお話と演奏をしていただきます。曲はかならず役立ち、みなに喜んでもらえる「ハッピーバースデーをジャズのノリで弾いてみよう!」です。
有田先生の編曲です。初級、中級。上級と3つに分けましたが自分が弾ける級を練習して、ジャズの雰囲気を楽しんでください。この夏休みトライ!してください。
講師の日常ブログも更新していますので見てくださいね、おいしそうなのもありますよ。
追、1887年(リストの時代)のピアノのことや、電子楽譜??のことも書いていますよ。