みなさん、こんにちは。8月になって暑い日が続きますね。熱中症対策にレッスンに飲み物を持ってくるようにしてください。
先月、兵庫県立芸術文化センターの夏の催し「佐渡裕芸術監督プロデュース、ON THE TOWN」を観に行ってきました。私は西宮に住んでいるので、芸術文化センターが身近にあり、色々な演目を楽しませてもらっています。ON THE TOWNは、オペラではなくミュージカルで、佐渡裕さんの指揮の師匠でもあるレナード・バーンスタインが、有名な「ウエストサイド物語」より前に創った作品です。ウエストサイド物語の振付・演出を担当したジェローム・ロビンスのダンスとストーリーの大規模な融合が高く評価されています。
この作品あたりから、振付師や演出家の仕事は大変重要になり、音楽を、歌詞だけではなく動きでも表現することを求められています。現在では、歌手は歌がうまいだけではなく、ダンスを踊れる、しっかり動ける、ということが求められ大変です。さらに最近は、お客さんもTVや映画での細かいカット割りによる臨場感あふれる視点のきりかえになれているので、舞台とはいえ視点が動かなかったら退屈してしまうので、ミュージカルの本場ブロードウェイでは「スパーダ―マン」や「キングコング」のような、もはやサーカスでは?というような作品も生まれています。(気になる人はYOUTUBEで スパイダーマン ブロードウェイ と検索してね)。観るだけでもじゅうぶん楽しめますが、背景にある歴史や進化など、知識を持ってみるとまたちがった観方で楽しめます。
「知」は人生をより豊かにしてくれますね。
今月のクイズ
クイズ 〇に入る言葉を答えよう!
①日本の音楽には○、○抜き音階が多い
②「ON THE TOWN」は誰の作品でしょうか?
ヒント!レナード・〇〇〇〇〇〇〇
毎日暑い日が続きますね、夏休み楽しんでいますか?
7月には世界水泳が韓国光州でありましたね。見ているとついつい力が入り、大声で応援していました。どんどん更新され続ける世界記録に、人間の進化って止まることがないのだとすごさを感じました。その時日本人として気になることがあったのです、それは瀬戸大也選手が金メダルを2つ取り国歌が流れたときです、世界で一番という名誉ある金メダル授与です。日本人の誇りと尊厳を持って国歌を聴く時です、テンポ感、速さが?あれっ!ほんの少し早いかな?日本の雅な感じ、風情がなくなっていて、とても残念な思いに駆られたのです。聞かれた方はおられますか?テンポってとても大切ですね、ほんの少しの違いで感じ方が大きく変わるのですね、もう少しゆったりとしたいつもの国歌を聴きたかったです。ピアノ演奏でも同じことが言えるのですが、始めたころは弾けるテンポでいいのですが、バッハやベートーヴェンなどの大曲になると速さはとても重要になってきますので、覚えておいてくださいね。
さて、小学4年生の生徒さんが社会のテストで「日本はどのような国ですか、外国の人に日本の国を紹介しましょう」という問題で「日本は国歌が世界で一番短い国です。そして日本の音楽の中では四、七抜き音階が多いです。四、七抜き音階・・・ファとシの音を抜くこと→ひかない(原文どおり)」と書いてあり、先生からは、「A、すばらしい」と書かれたのを保護者様からラインで送っていただきました。日本の国旗、国歌から学び始めたパスポート、しっかり学んでくれていて嬉しかったです。
みんな日本の素晴らしい文化を知り、日本愛を持ち生きていきましょう。
また、夏にジャズのノリを楽しんでもらおうと今年も有田先生の編曲で初級「ジングルベル」中級「サンタが街にやってくる」をクリスマスに向けて練習をしてみましょう、片手だけでもいいですし、それぞれのレベルに合わせて弾いてください、クリスマスに大うけすることまちがいなし!この夏パスポートを持って一人で世界に飛び出してみませんか、どこに行きたいかな?今までになかった面白いことに出会えると思います、楽しんでね。