皆さん、『レナード・バーンスタイン』と言う音楽家を知っていますか?彼はユダヤ系アメリカ人の作曲家で1918年8月25日に生まれ、1990年10月14日に亡くなりました。今年は彼の没後30年なのです。偉大な作曲家であり、指揮者であり、ピアニストであり、更には教育者としても活躍したバーンスタインのお話をしたいと思います。
バーンスタインは指揮者として素晴らしいカリスマ性を持ち、『楽壇の帝王』ヘルベルト・フォン・カラヤンと並んで20世紀の2大スター指揮者と呼ばれています。クールで完璧主義者のカラヤンとは対照的で、勢いよくエネルギッシュな指揮ぶりと親しみやすい人柄を持つバーンスタインは戦後のクラシック音楽業界のスーパースターだったのです。
そんな彼の人間性、音楽性が良くわかるリハーサルドキュメンタリーがYouTubeに上がっていますのでぜひご覧ください。
その一方で作曲家としてのバーンスタインの実績も輝かしいもので、クラシックにそこまで興味のない人でも『ウエスト・サイド・ストーリー』という名前は聞いたことがあると思います。シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』の舞台を1950年代のニューヨークに置き換えた大ヒットミュージカル・映画です。ウエスト・サイド・ストーリーの音楽はバーンスタインの代表作です。
そして教育者としてのバーンスタインは子供たちや、多くの人々に音楽の素晴らしさを伝え、若い音楽家を育て、支援することにも積極的に取り組んでいました。
バーンスタインにとっての教育とは、未来と平和のための行動という重要な意味がありました。
たくさんの人々を愛したバーンスタインは、今でもたくさんの人々に愛されています。
今月のクイズ
1. 今年は戦後◯◯年
2. 20世紀の2大スター指揮者とは
ヘルベルト・フォン・〇〇〇〇
レナード・〇〇〇〇〇〇〇
今年は花火大会もなく、浴衣を着ていく縁日もなく、田舎に帰省も出来ずないない尽くしの特別の夏休みとなりましたがお元気ですか?
去年はベランダから打ちあがる花火を毎週見ていたことを懐かしく思い出します。今年は戦後75年になります。戦艦武蔵のテレビ放映もありました。日本の威信をかけた戦艦も5時間の接戦で沈没していった記録を見ながら、単純に「あんな大きさだと空からも、魚雷も命中率は高かったはず、絶体に勝ち目がない、当時の軍人たちは分からなかったのかしら?」それに命を懸け戦った若者たち、また特攻隊で亡くなって行った人たちの無念さを思うといたたまれません、当時はデータ分析もなく、AIもなかったから、「神風が吹く、まだいける!」と何の根拠もないままで多くの命が、1回しかない人生が奪われていったのです、無念だったと思います。食料も底をつきコウモリ、ネズミまで食べていたこともよく知られています。たまたま読んでいたドビュッシー、(1862年生まれ)ピアノ曲はアラベスクが有名です。彼の8歳くらいの時には、何かの集まりでは、たばこ、ワインと共にうずらの代わりにネズミの肉で作ったペーストが出で来ると書かれていました。わー、凄いと思いながら読み続けていくと、その頃も戦争続きです(ドイツ軍がパリを包囲したころ)パリ市民の食料も底をつき長い行列をしたあげく、犬や猫、コウモリやネズミの肉まで食べなければならなかったと書かれていました。想像だにできないですが、それぞれに激動の時代を生きていたのですね。
今はコロナ禍、目に見えない敵に人類全体で戦っているのですが、皆で集まり、楽しい語らいが出来るその日まで、相手を思いやる3蜜、そして自分自身に厳しい生活をしていくしかないですね。コロナは私たち人類に問題を投げかけてくれているのです、生き方、考え方、生活の仕方も少しスローダウンが必要かと思っています。地球規模の温暖化のなか世界で一番被害が大きいのが日本だそうで、異常な暑さ、大雨、台風がけた外れの大きさになっています、今年はみなさんのお小遣いの中から寄付をお願いしています、気持ちを寄付してくださいね。7月に大雨災害にあった九州、長野などに日本赤十字から義援金が送られます。
9月です虫の音にも耳を澄ましてみて、涼やかに季節が進んでいくのを感じてくださいね。