今年も残り1ヶ月となりました。皆さん大好きなクリスマスもやってきますね。大変な1年間を乗り越えた皆さんにはきっとサンタさんが素敵なプレゼントを届けてくれると思います。
そして年末といえば、「喜びの歌」でおなじみの「交響曲第九番(以下第九)」です。
さて、「喜びの歌」を作曲したのは誰でしょう?
今年生誕250周年を迎えたベートーヴェンです。
ベートーヴェンが第九を初めて発表したのは1824年。当時54歳になっていたベートーヴェンでしたが、ずいぶん前から耳が聴こえなくなってしまったことに苦しみ、この「第九」を作曲している時もほとんど聴こえていませんでした。
初演の時、ステージに上がったベートーヴェンは曲が終わってもお客さんの拍手や声援は、目で確認は出来たものの、聴こえることはありませんでした。
ではなぜ年末といえば第九なのでしょうか?
元々「年末に第九を」というアイデアが生まれたのは1918年、第一次世界大戦が終わり平和を願う声が高まった頃にドイツのライプツィヒで始まりました。
ドイツの名門オーケストラであるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が毎年大晦日に「第九」を演奏し続け、日本では第二次世界大戦後の1947年に日本交響楽団(今のNHK交響楽団)が年末に第九を演奏する習慣が生まれました。
「第九」といえば第四楽章の「歓喜の歌(喜びの歌)」がよく知られていますね。聴いたこと、そして弾いたことのある生徒さんもおられると思います。
嵐のようにドラマチックな第一楽章からはじまり、「私たちの音楽はこれなのだ!さあ歌おう!」と始まる第四楽章の「歓喜の歌」。
宮村音楽教室でも2013年に中山寺で東日本大震災の復興を願い、「歓喜の歌」をオーケストラの演奏に乗せてみんなで合唱しました。
例年なら色んな楽団が年末に第九の演奏会を行なっているのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で難しくなってしまいました。
この年末は外に聴きに行かず家で、ベートーヴェンの素晴らしい作品たちを聴いてみませんか?
ユニバーサルミュージックの記念サイトではたくさんのコンテンツがあり、曲の試聴もできますので以下のURLからチェックしてみてください♪
https://sp.universal-music.co.jp/beethoven250th/
他にもインターネット上でさまざまな記念サイトがありますので「ベートーヴェン生誕250周年」で是非調べてみてくださいね♪
今月のクイズ
①グッドニュース♪
サンタさんからのメッセージ動画はどこの国から届いたかな?
②「喜びの歌」でおなじみの第九を作曲したのは誰でしょう?
ヒントは今年生誕250周年のあの人だよ!!
ただいま、ずっと夢だった曲に挑戦中!難しいパッセージも、粘り強く取り組んできた成果が着実に表れて、あともう一歩で完成!というところまできています☆きっと亜弥ちゃんにとってとても大切な曲になると思います♪大人になってもずっと弾き続けてほしいな(^^)
2020年もあと1か月になりましたが、大変な1年でしたね、今は世界中で6000万の方がコロナにかかり、高齢者の方も多く亡くなられています。コロナは人と人の距離を作り 楽しかった日常を変えてしまいましたが、デジタル化が進み、リモート、ズームなどの新しいツールがニューノーマルとしていき渡り、一気にコロナが時代を進めてくれた感じもします。若い世代のみなさんはこの時代もサクサクと乗り切っていき新しい発想で新しい仕事も生まれてくるのだと思います。マスクなしで顔を見て大声で笑い、話しあった日常がもう一度戻ってくること待ち遠しいですね。そして77億の人が地球に住み続けられるようにとSDGs(持続可能な17の目標)が出来ました。それぞれが出来ることを考えて実践していきましょう。
グッドニュースです!!サンタさんからメッセージが届きましたよ、もちろんプレゼントも届きましたよ、動画見てください!!
気を付けて気を付けて楽しいクリスマス、お正月をすごしてくださいね。
フィンランドのサンタさんからのメッセージ
宮村音楽教室のみなさん、元気ですか?いい子にしていましたか?
今年は世界中がパンデミック(コロナ)で残念ですが日本に行くことが出来ません
でもプレゼントは送りましたよ、楽しんでね。来年のクリスマスには会えるといいね。
グッバイ メリークリスマス、ハッピーニュイヤー